根っこに水をやる夏休み
ただいま、日本に一時帰国中です。
わが家では、夏休みを日本で過ごすのが恒例になっています。デンマークの学校は6月末で終わるので、そのまま日本に飛び、子どもたちは一学期の終わりまで、実家近くの小学校に短期入学させてもらっています。小学5年生の娘は1年生のときから通っているので、今年でもう5年目。親友と呼べる子もできて、「きょう、お泊まりしたい」という急なリクエストにも、快く応じてもらえるほどになりました。
一学期が終わると、今度は、親戚一同のもとに向かいます。同じ年ごろの親戚たちと花火をし、バーベキューをし、プール遊びにスイカ割りにそうめん流し。それから、夜更かしをしてゲーム。子どもたちが一年間、心待ちにしてきた夏です。

毎年恒例、親戚一同とのバーベキュー。プール遊びにスイカ割り、そうめん流しも満喫しました
日本での夏を心待ちにしてきたのは私も同じで、おいしい食べ物を満喫し、丁寧なサービスに触れながら、ふっと息をつける感覚があります。先日は、高校時代からの友達と、お腹がよじれるほど大笑いしながら時間を過ごしました。そんな時間を過ごすうちに、デンマークでの仕事や暮らしの悩みが、適正サイズに戻っていくのを感じます。
この(ほんっとに)暑いなか、なぜ毎年日本に帰ってくるのかといえば、子どもたちに日本語や日本の文化に触れてほしいから。でも、それ以上にひそかに願っているのは、彼らの「居場所」を増やしてあげることです。この先、デンマークで何か辛いことがあったとしても、自分を受け入れてくれる場所はほかにもあるし、ほかの場所でも何とかやっていける。そう思えることが、いつか彼らの支えと自信になればいいな、と。
そんな夏休みを過ごしながら思い出すのが、「根っこに水をやる」という話です。
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